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研究所立上げの理由

一般財団法人日本航空協会の航空遺産継承基金を活用する活動の一環で

「J-BIRD 写真と登録番号で見る戦前の日本民間航空機」が発刊されました。

これに啓発され義父の残した遺産(Glider, Marine sport boat, paraglider等)を受け継ぎ

その多様な開発機を後世に伝えるべく昨年2021年12月16日に

「齋藤紀 GLIDER 航空技術研究所」を発足させました。

活動の目的と方針

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機体製作される方、飛行される方、GLIDERを含む航空機に興味をお持ちの方のために、

実機の設計から製作までの詳細な手順(組立工程明細)作成を目指す方針です。

実機製作をする為の重要な哲学は一に二にも安全設計をする事でありますので

これから製作される方々の一助になればと思う次第です。

活動の目的と方針
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出身地:横浜市西区東久保町48 (旧) 

生年月日:大正14年(1925年)2月11日 

没日   :2010年11月18日 85歳

齋藤紀のプロフィール

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職歴:昭和18年から20年(1945年)迄 航空局(旧逓信省)航空試験所滑空機係滑空機の製造及び定期検査担当
 

  • 1946年から1952年 国鉄鉄道研究所勤務

  • 1952年から1975年 グライダー(耐空証明取得含め)9機製作  

  • 1973年から1978年 船艇 ジャイロライダー/シーホーク/サターン/コメット等製作 国際ボートショーに展示 本田技研工業技術指導etc

  • 1980年から1982年 ハンググライダー及び小型グライダー9機製作

  • 1983年から1988年 日本初のパラグライダー9種類製作:菅平高原での日本初のパラグライダー教室へ納入

  • 1988年から1994年 無尾翼ソアラー,SHY-10単座グライダー製作

  • 1995年から2006年 琵琶湖鳥人間大会審査員

  • 日本ハンググライディング及びパラグライディング連盟理事 事故調査エクスペリメンタル航空機連盟EXAL(旧日本自作航空連盟JABAL)副会長

  •  *2003年12月6日及び7日 第9回スカイスポーツシンポジウムプログラムで特別講演・琵琶湖型航空機の誕生(グライダー設計者の見た鳥人間)コンテスト)

齋藤紀2005年FAI賞受賞.jpg

  • *2005年10月12日 国際航空連盟(FAI)本部スイスローザンヌからエア・スポーツ・メダルを受賞 受賞理由:鷹取式高性能グライダーを始め多くのグライダーの設計製作に携わり、自作機講習会講師等を務める等、安全性向上と後進育成に貢献一般財団法人日本航空協会にて表彰式
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